金沢レセプト債訴訟・消費者問題

消費者問題のほか集団訴訟事件に関する報告などを取り上げています

レセプト債訴訟・期日報告

≪弁論準備手続期日≫

 本日午後2時から,第1次~第3次訴訟の弁論準備手続(テレビ電話会議)が行われました。

 期日で金沢地方裁判所に出廷したのは,竹松証券の代理人のみで,その他の代理人は東京地方裁判所に出頭してテレビ電話回線を通じて期日が行われました。。

 期日では,原告から提出された第9準備書面(主にアーツ証券,オプティ社関連会社の関係者の責任原因や反論),第10準備書面(会計事務所の責任の主張整理)のほか,被告それぞれから提出された反論の準備書面がそれぞれ陳述されました。

  

≪今後の予定≫

1 期日指定(いずれもテレビ電話会議システムを利用した弁論準備手続)

  平成30年

  1月22日 午前11時

  2月22日 午前11時

  3月26日 午前11時

  4月23日 午後2時(今回の期日で新たに指定されました)

 

 2 次回期日の予定 

  新たに入手する証拠等に基づき,原告らにおいて主張を補充する準備書面を提出する予定です。

 

3 今後の進行

前回期日について報告したとおり,今後は1か月に1回程度のペースで審理が行われることになりました。

レセプト債訴訟・期日報告

≪弁論準備手続期日≫

 本日午前11時から,第1次~第3次訴訟の弁論準備手続(テレビ電話会議)が行われました。

 期日で金沢地方裁判所に出廷したのは,竹松証券の代理人のみで,その他の代理人は東京地方裁判所に出頭してテレビ電話回線を通じて期日が行われました。。

 期日では,原告から提出された第8準備書面(主に竹松証券の主張に対する反論)のほか,被告それぞれから提出された反論の準備書面がそれぞれ陳述されました。

  

≪今後の予定≫

1 期日指定(いずれもテレビ電話会議システムを利用した弁論準備手続)

  11月20日 午後2時

  平成30年

  1月22日 午前11時

  2月22日 午前11時(今回の期日で新たに指定されました)

  3月26日 午前11時(今回の期日で新たに指定されました)

 

 2 次回期日の予定

  新たに入手する証拠等に基づき,原告らにおいて主張を補充する準備書面を提出する予定です。

 

3 今後の進行

これまで2か月に1回程度の期日指定でしたが,原告側から1か月に1回程度の期日指定を求めたところ,裁判所に応じていただき,今後は1か月に1回程度のペースで審理が行われることになりました。

レセプト債詐欺 起訴内容認める 地裁公判で元社長 /千葉

医療機関の診療報酬請求権を買い取る「レセプト債」を発行していたファンドの破綻を隠して債券を販売し続けたとして、詐欺罪と金融商品取引法違反に問われたファンド運営会社「オプティファクター」(東京、破産)の元社長、児泉(こいずみ)一被告(36)は12日、千葉地裁(松本圭史裁判長)の公判で起訴内容を認めた。

 

 検察側は冒頭陳述で、「同社が投資家から得た多額の資金が、使途不明金として流出していた」と指摘。債券販売窓口だった「アーツ証券」(同)の元社長、川崎正被告(64)=同罪などで起訴=は、使途不明金の発生を知りながらも債券の販売を続ける方針を示し、児泉被告もこれを了承した、と述べた。

 川崎被告は7月の公判で起訴内容を否認している。

http://mainichi.jp/articles/20170913/ddl/k12/040/091000c

 

 金沢弁護団でも,上記公判期日を傍聴しました。記事にもあるように,児泉被告と川崎被告とで起訴内容(公訴事実)に対する認否が異なっており,児泉被告と川崎被告との公判は分離されて,別々の裁判として審理されることになりました。児泉被告については,一部ですが証拠調べも進んでいる状態です。

 次回期日は,10月31日に,児泉被告分及び川崎被告分の各公判が別の時間(午前と午後)で審理されることになりました。

レセプト債訴訟・期日報告

≪弁論準備手続期日≫

 本日午後1時30分から,第1次~第3次訴訟の弁論準備手続(テレビ電話会議)が行われました。

 期日で金沢地方裁判所に出廷したのは,竹松証券の代理人のみで,その他の代理人は東京地方裁判所に出頭してテレビ電話回線を通じて期日が行われました。。

 期日では,原告から提出された第5,6,7準備書面のほか,一部の被告に対する請求原因を追加する訴えの変更申立書,被告竹松証券から提出された準備書面がそれぞれ陳述されました。

  

≪今後の予定≫

1 期日指定(いずれもテレビ電話会議システムを利用した弁論準備手続)

  9月21日 午前11時

  11月20日 午後2時

  平成30年1月22日 午前11時(今回の期日で新たに指定されました)

 2 次回期日の予定

  被告らから,上記原告らの主張に対する答弁,反論等が提出される予定です。

  また,原告らも,被告竹松証券に対する再反論の準備書面を提出する予定です。

レセプト債詐欺 元社長、起訴内容を否認 地裁で公判 /千葉

医療機関の診療報酬請求権を買い取る「レセプト債」を発行していたファンドの破綻を隠して債券を販売したとして、詐欺罪と金融商品取引法違反に問われた「アーツ証券」(東京、破産)元社長、川崎正被告(64)は5日、千葉地裁(松本圭史裁判長)での公判で起訴内容を否認した。

 

https://mainichi.jp/articles/20170706/ddl/k12/040/261000c

 

 公判を傍聴した限り,証拠が膨大な点数に上るため,証拠開示が完了していないという状態のようです。被害者が2400人以上に及んでいるという事件の性質上,証拠が膨大でなかなか進んでいませんが,今後とも,金沢弁護団としては,刑事公判の進行を見守っていく予定です。

元アーツ証券社長ら初公判=レセプト債で詐欺―千葉地裁

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170523/Jiji_20170523X588.html

 医療機関の診療報酬請求権を債券化した「レセプト債」をめぐる事件で、金融商品取引法違反(偽計)と詐欺の罪に問われた「アーツ証券」(破産)の元社長川崎正被告(63)とファンド運営会社「オプティファクター」(同)の元社長児泉一被告(36)の初公判が23日、千葉地裁(松本圭史裁判長)であった。

 弁護側は、被害者の氏名など必要な証拠が開示されていないとし、開示を受けた上で罪状認否を明らかにする考えを示した。

 

 金沢弁護団からも傍聴に行きましたが,上記記事の通りで,罪状認否は行われず,審理はこれからという状態のままです。ただ,強制捜査によって収集された証拠を持つ検察官による起訴はそれ自体大きな意味がありますし,今後の公判を見守っていきたいと思います。

レセプト債訴訟・期日報告

≪弁論準備手続期日≫

 本日午後1時30分から,第1次~第3次訴訟の弁論準備手続(テレビ電話会議)が行われました。

 期日で金沢地方裁判所に出廷したのは,竹松証券の代理人のみで,その他の代理人は東京地方裁判所に出頭してテレビ電話回線を通じて期日が行われました。。

 期日では,原告から提出された第4準備書面のほか,被告らから提出された準備書面がそれぞれ陳述されました。

  

≪今後の予定≫

1 期日指定(いずれもテレビ電話会議システムを利用した弁論準備手続)

  7月10日 午後1時30分

  9月21日 午前11時

  11月20日 午後2時(今回の期日で新たに指定されました)

 2 次回期日の予定

  原告側において,これまでの被告側の主張に対する反論書面を提出する予定です。

  また,被告側からも,原告らの第4準備書面に対して反論する準備書面が提出される予定です。