金沢レセプト債訴訟・消費者問題

消費者問題のほか集団訴訟事件に関する報告などを取り上げています

本日の第2次提訴と今後の弁護団への依頼(第3次提訴)について

本日,84名の個人と法人2社を原告として,販売証券会社,レセプト債運営会社,その他関連法人やその役員らの,個人23名,法人3社を被告とする総額6億9960万円の支払を求める損害賠償請求訴訟を金沢地方裁判所に提訴しました。

 第1次提訴の時よりも被告が1名少なくなっているのは,第1次提訴後に,被告の1名について破産手続開始決定がなされたため,本件訴訟の被告から除外したことが原因で,その他の被告については,第1次提訴と同様です。また,請求原因も,第1次提訴とほぼ同様となっています。

 第1次提訴と第2次提訴を合計した原告数は90名,請求総額7億4800万円に達することになりました。

 また,既に弁護団へ依頼しているにもかかわらず,第2次提訴に間に合わなかった数名については,今後,第3次提訴で対応することを予定しており,弁護団で準備を進めていく予定です。そして,当初は,弁護団への依頼申込期限を5月10日としておりましたが,第3次提訴が不可避となったため,弁護団としては,新たな依頼希望者についても,受け付けることとしました。

 ただし,依頼条件については,第2次提訴までとは若干異なることがありますので,弁護団への依頼を希望される方は,弁護団事務局(弁護士法人まこと共同法律事務所)へとお問い合わせいただきますようお願いします。また,第3次提訴については,第2次提訴に間に合わなかった数名の方の準備が整い次第,速やかに提訴する予定であり,期限は未定ですが,それほど,長い期間は必要ないと考えております。また,第3次提訴をする際に,予め,問い合わせをいただいた方に,最終的なご案内をする予定はありませんので,ご承知おきください。